SWOT分析とVRIO分析は組み合わせることによって、説得力のある計画書書く

SWOT分析

事業計画書を書くときに避けられないのは自分の強みと弱みの分析ですね。
よく使われるのはSWOT分析となります。

SWOT分析とは、以下の4要素で自社の事業を分析します。

  • Strengths (強み)
  • Weaknesses (弱み)
  • Opportunities (機会)
  • Threats (脅威)

これは持続化補助金の資料を作る際には必須の分析です。

クロスSWOT分析

なぜかというと持続化補助金の場合は下記のように、SWOT分析をクロスさせて分析する手法であるクロスSWOT分析をすることで、何のために補助金を申請するのかが明確になるからです。

クロスSWOT強み弱み
入力入力
機会入力機会を活かして
強みで発展
弱みによる
機会損失を回避
脅威入力脅威を強みで
機会に変化
弱み補強で
脅威の影響回避

VRIO分析

ただし念のために、VRIO分析も間に挟んだ方が良いです。

VRIO分析とは下記の頭文字を取ったものです。
・Value (価値): その資源は顧客に価値を提供しているか
・Rarity (希少性): その資源は競合他社にとって希少か
・Imitability (模倣困難性): その資源は簡単に模倣できないか
・Organization (組織): 企業はその資源を活用する組織能力があるか

そして下記のように、並べて分析をして競争優位の状態を調べます。
V→R→I→Oの順で対象を分析して行きます。

ValueRarityInimitabilityOrganization競争優位の状態
No競争劣位
YesNo競争均等
YesYesNo一時的な競争優位
YesYesYesNo持続的な競争優位
YesYesYesYes経営資源の最大化

VRIO分析の例

極端な例えですが、行政書士の私が自分の事務所を分析して、SWOT分析して「レーザープリンターで印刷するから書類がキレイ」を強みだと思い込んだとしましょう。

実際に、インクジェットプリンターを使う方も多いので、多少は差別化になると思います。

「Value (価値): その資源は顧客に価値を提供しているか」で考えると、お客様はどのプリンターを使っているなど興味がないと思います。

この時点で、その強みは「競争劣位」だと分かりますが、それでは話が終わってしまいますので無理やり話しを続けます。

次に「Rarity (希少性): その資源は競合他社にとって希少か」の視点で考えると、インクジェットプリンターを使う方も多いので、希少かもしれませんので、「競争均等」にランクアップしました。

「imitability (模倣困難性): その資源は簡単に模倣できないか」で考えると、私の使っているレーザープリンターモノクロタイプのUSB接続モデルの8,000円の安価モデルのため、簡単に買えてしまいますし、コレは屁理屈をこねて持つことはできません。

そのため、imitability (模倣困難性):は無いとして、競合他社が真似するまでの一時的な競争優位だと分かります。

であれば、クロスSWOT分析の強みと機会のクロスの部分に上記のような強みが入っていても、検査する側には全く響く要素が無いことが分かります。

このように、SWOT分析とVRIO分析は組み合わせることによって、説得力のある計画書書くことができます。

なお経営資源の最大化の経営資源とは、ヒト・モノ・カネ・情報・資格のことです。


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