【自動車登録後の税金】新車・中古車・変更・移転の違いを徹底解説!
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自動車登録に伴う税金の概要
自動車の登録には、様々な税金が関わってきます。新規登録や中古車の登録、所有者の変更などの際に、適切な税金の支払いが必要となります。ここでは、自動車登録に伴う主な税金について詳しく解説します。
自動車税種別割
自動車税種別割は、排気量に応じて課税される税金です。毎年4月1日時点の所有者が対象となり、1年分の税額を一括して納付することになります。つまり、自動車税種別割はサブスクリプション型の税金と考えられます。具体的な課税基準は以下の通りです。
1年に1回、4月1日時点の所有者が支払い、以下のように排気量に応じて課税されます。
この税金は、自動車の新規登録や中古車の新規登録時に発生します。また、所有者の変更(移転登録)が行われた場合にも、新所有者に対して課税されます。
自動車税環境性能割
自動車税環境性能割は、環境性能に優れた自動車に対して減税される仕組みです。エコカー減税の対象となる自動車は、自動車税種別割の税額が軽減されます。
この税金は、自動車の新規登録や中古車の新規登録時、所有者の変更(移転登録)時に発生します。ただし、以下のような場合は非課税となります。
車の購入時に支払う税金
※以下の場合は無課税
①自動車の取得価額が50万円以下
(3年~4年経過で無課税)
②ローンの完済と③相続による取得
④法人の合併・分割による取得
⑤販売用の自動車(商品自動車)の取得
(古物商許可証写し提出が必要)
自動車重量税
自動車重量税は、車両重量に応じて課税される税金です。新車の登録時や車検の際に、車検有効期間分の税金をまとめて納付する必要があります。具体的には、新規検査の初回は3年分、継続検査は2年分の税金を支払うことになります。
その他の手続きと納税証明書
自動車の売却や所有権の解除手続きを行う際には、自動車税種別割や軽自動車税種別割の納税証明書が必要となります。
- 自動車税(種別割)納税証明書は都道府県税事務所や自動車税事務所で発行
- 軽自動車税(種別割)納税証明書は市区町村の窓口で発行
この納税証明書は、車検時にも求められる重要な書類です。
まとめ
自動車の登録には、自動車税種別割、自動車税環境性能割、自動車重量税などの様々な税金がかかわってきます。新規登録や所有者変更の際には、適切な税金の支払いと納税証明書の取得が必要不可欠です。環境性能に応じた減税制度もあり、税金面でもエコカーが優遇されています。自動車の所有と利用には、こうした税制への理解が欠かせません。
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