特定行政書士・法定研修考査の難易度と合格体験 | 実際の点数と対策法


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合格発表・過去問の探し方

合格発表の時期

  • 一応11月中旬なので、20日までに発表予定
  • 2025年は11/19の17:00に発表
  • 連conプロフィール欄のメール通知設定で、合格発表通知の受信設定が可能

R5以降

連conの検索ボックスに「特定行政書士法定研修に係る公表について」と入力して各年ページの添付PDFをダウンロード

R4年以前

ググって、有志の個人の行政書士のWEBサイトからダウンロード ※但し、R6年以降で傾向が違うので別にしなくて良い

ご依頼主のメリット

こちらのページをご参照下さい

NEW!

業務範囲の拡大

  • 令和8年1月1日から施行することとしています。採決が行われ、全会一致で可決されたとのこと。
  • 行政不服審査請求の代理等、特定行政書士が行える業務範囲の見直しが議論されています。
  • 生活保護給付金や保育所入所、事業者の補助金申請など、行政書士が関与できる手続の範囲が拡大?(元々行政書士の独占業務であったが、曖昧な法令を逆手に取り、偽コンサルが多く居たが、明確化と罰則の強化で一掃される事となった)する方向で調整されています。
  • ※R6年度試験がコレまでと異なり、難化した理由はコレの可能性あり

行政書士法新旧

行政書士法改正案

  • R8年度試験は新しい行政書士法を前提として、試験対策が必要となり得る

受験理由再考※行政書士法改正後の私見

よく言われる理由

デジタル申請が主流となる場合への備え

  • 今後デジタル化が進み、受理前の窓口での審査が廃れ、まずは電子申請して簡単に受理される手順になった場合の弊害として、不許可の増加が予想される。それに伴い、自作申請の不許可からの相談増加が予想される。

行政書士の使命

  • また、問題のある事業者が許可を得たことにより、当該許可処分によって法律上保護された利益の侵害を受ける者が生じた場合、その救済活動ができるようになった。これは、まさに国民の権利利益の実現に資するという行政書士の使命を果たすために必要な資格となったように見える。

行政書士内での差別化

  • 制度改正による業務範囲の拡大により、特定行政書士の有用性が高まったのは明らかである。
  • 新人行政書士にとってベテラン、特認者、他資格での免除者との差別化要因となり得る。
  • ベテラン、特認者、免除者の方々は、試験勉強で得た知識を忘却してるか、行政書士試験未受験で知識が無い、試験が容易な時代の合格者など、新規に比べ考査に対して学習コストが高く、特定行政書士が活きるジャンル(具体的には「生活保護申請」と「法律上保護された利益を侵害されるおそれのある第三者による不服申立」)に新規参入が困難だと思われる。
  • 今後の合格者で、行政書士本試験の知識を忘却する前に「特定」にならないのは改正後では悪手と思われる。

取得後の個人的な私見

許認可業務の保険の一種と考えると意外とコスパ良い可能性がある

  • 特定行政書士は、原則として不許可にならないことを前提としつつ、万一の不許可リスクに備える「許認可の保険」として機能し、予防法務としても活用できます。
  • 登録費用は8万円(研修費)+徽章代1万円(任意)と初期コストは高めですが、維持費は不要で、制度改正による業務範囲拡大などのアップデートも受けられます。
  • 合格後すぐに研修・考査を受けることで、早期に知識とスキルを底上げし、投資回収を図りやすくなります。
  • 入管業務は適用除外ですが、理由書作成などで要件事実の知識が活かせるため、実務全体の質の向上に寄与します。
  • 屋号に「特定行政書士」と表記できるため、特殊性を分かりやすくアピールでき、他の行政書士との差別化やブランディングにも有効です。

受験理由※行政書士法改正前の私見

行政指導に対抗するため

  • 厳密には「行政指導に従わず申請し、不利益処分を受けた場合には、その不服申立ての代理ができる」為となる
  • 許認可申請の際、申請窓口にて不当な指導・指示を受けるケースがある
  • それに従わず申請した場合、不利益処分を受けるが、その際に対抗する手段が欲しいため
  • 特定行政書士の資格を有している場合、申請窓口の職員の方の対応が変わるというブログを目にした(なお、そのようにブログを書いた方ご自身は特定行政書士考査に不合格であり、同考査は難易度の高い試験であるとのことでした)。

行政書士受験の知識の再利用

  • 特定行政書士試験と行政書士の本試験の行政法は重複する
  • 本試験の知識が薄れる前(合格2年後)に受験を決意
  • 本試験から時間が経過した場合、コスパ悪い

急な講習費の値上げ回避の為

  • 昨今、国家試験は下記の通り値上げしている
  • 行政書士会の入会金なども値上げしている
  • 在留資格の申請費用もR7年に値上げした
  • 特定の急な値上げも不思議でない→取り敢えず申込決断
    • 徽章の価格を上げて調整している感じがする(R7)
資格名 旧価格 新価格 値上げ額 値上げ率
社会保険労務士(社労士) 9,000円 15,000円 6,000円 66.7%
行政書士 7,000円 10,400円 3,400円 48.6%
宅地建物取引士(宅建士) 7,000円 8,200円 1,200円 17.1%
行政書士入会金(滋賀県)R7/10~ 150,000円 240,000円 90,000円 37.5%
特定行政書士徽章R7/12~ 9,800円 12,700円 2,900円 29.6%
特定行政書士徽章(初期価格と比較) 7,450円 12,700円 5,250円 70.4%

※AIが作成、間違いの可能性あり

私の支払額

  • 受講料 : 80,000円
  • 特定行政書士徽章:9,180円
  • <特定行政書士プレ研修>確認テスト①(行政法分野) 1,100円
  • <特定行政書士プレ研修>確認テスト②(要件事実分野) 1,100円
  • 計:91,380円
  • ※消費税非課税

追記:特定行政書士徽章はR6年で値上げした模様

特定行政書士徽章の作成予約で注文の際に値上げに気づきました

値上げ額 値上げ率
7,450円 9,180円 1,730円 1.23倍

仮に現行の特定行政書士80,000円が1.23倍したとき、98,400円となる

弊所の業務選択が「許認可」の為

  • 行政書士の独占業務である許認可がメイン業務としており、万が一に備えて審査請求が出来ると良い
  • 民事をメイン業務とする場合、審査請求をする場面が無いため、取得優先度は低い
    • 例外的に、民事でも生活保護申請を扱う場合に審査請求を使うことがあると聞く

生活保護申請

  • 2025年の行政書士法の改正で特定行政書士が使える資格となり、以前は下記のような記載をしていたが、今はダイレクトに自己申請で不許可になった者からの依頼に関わることができる。

追記:後見業務で最も有効な可能性

  • 任意後見業務や成年後見業務で被後見人の財産が尽きる場合がある
  • その際に、生活保護申請をするが、不許可になりやすい
  • 通常の行政書士の場合、対応不可能だが特定行政書士なら不服申立が可能
  • 特定行政書士取得をきっかけに弊所では後見終活支援業務を柱に加えた

考査試験について

難易度

  • 範囲は行手・行不・行訴と範囲が狭いため、本試験よりは勉強量は少ない
  • 但し、行政法の問題自体は行政書士試験より難しい※体感1.5倍難しい(R6年度版)
    • 個数問題が例年1~2問だったがR7年の試験は6問出題され、上記よりも更に難化傾向にあり、合格率も下がった
  • データを見ると、最新年度の修了率の平均は約55%
  • 行政試験合格者∧8万支払い本気組でさえ修了は2人に1人弱のみ

合格確実点「21点」

  • 合格点は公表されておらず、結局合格基準は6割程度との公式発表のみ
  • 6割程度の場合、18・19・20点辺りがボーダー判定で良い
  • つまり、7割の21点以上であれば、確実に合格であり、これを目指す

私の結果

  • 結論:合格
  • 点数
    • 23/30点
    • 内訳
      • 行政法 16/21
      • 民事訴訟・要件事実 6/7
      • 行政書士倫理 1/2

受験対策

最大の敵は勘違い

  • 8万円するから「落とさない試験」と思いきや、落としに来る試験
  • 要件定義無勉で合格した声があるが、恐らく昔の話
  • 今は要件定義(+民事訴訟)捨てると落ちる
R6年度滋賀会場の合格率
  • 3人/7人が合格者
  • 合格率は42%

私の使用教材

必須
  • 行政書士受験時代の教材の以下抜粋版
    • 行政手続法
    • 行政不服審査法
    • 行政事件訴訟法
  • 私の例
    • 行政法
      • R3年度版のうかる! 行政書士 必修項目120
      • R3年度版の肢別過去問(合格革命)
        • なお、過去問は満点レベルまで勉強した
    • 要件事実
      • 行政書士のための要件事実の基礎
        • 読み込めば6点/7問中、実際に取れた
          • 理解して10周くらい読むと良い
不要
  • ゼロからマスターする要件事実
    • Twitterでお勧めする人が多いので、私も購入したが結論不要
    • 過去問を解けば分かるが、性質が違うので内容は良いと思うが非効率
  • 特定行政書士法定研修考査 合格対策 要点解説と模擬問題(第2版)(税務経理協会)
    • 使用したが、無くても良い、理由は今の傾向に合っていない
    • 過去問公開がキッカケでR6年度から明らかに難化した
  • プレテスト(行政書士 中央研修所研修サイト)
    • 本試験に比べ簡単すぎて、参考にならない
    • 解説が無く、自力で調べる必要が有り、非効率
    • 筆者は行政法・要件事実2つとも購入
      • <特定行政書士プレ研修>確認テスト①(行政法分野)
      • <特定行政書士プレ研修>確認テスト②(要件事実分野)
理想
  • 行政法で満点狙う場合は司法試験の行政法問題集
  • 試験合格だけで言えば、行政法満点狙うよりも、その時間を要件事実に充てるのが正解

点数戦略

  • 行政書士試験の過去問演習で行政法は約15/20問は狙える
    • 私は本試験のR3年度の本試験で行政法満点だったが、特定の行政法は難しくて満点無理であった
  • 行政書士倫理は現場の思考力で2/3問は狙える
    • 行政書士法だけでなく、行政書士基本規則からも出題される
  • 行政法はある程度勉強したらそれ以上の点数は厳しい
  • 要件事実で点を稼ぐ事が決定打となり得る
  • 意外と実務(許認可)の経験が役に立つ

その他

  • 行政書士合格後すぐに受験すると苦労せずに済む
  • 試験の問題量は少ない、時間切れは気にしなくて良い
  • 受験番号は頭Aと頭Zと二種類ある
  • 「A-xxxx」は初受験組
  • 「Z-xxxx」は再受験組

過去データ

※この内容については責任を負いかねます。ご利用は自己責任でお願いいたします。
※合格点については、2022以前は解答公表が無いため、データ自体に信憑性が全く無く、17点や22点などは自己採点ミスと思われる

申込者数 受験者数 修了者数 合格率 修了率 合格点(ネット上の声)
2025 973 856 538 62.9 55.2% 19
2024 710 628 420 66.9 59.1% 18
2023 663 556 366 65.8 55.2% 18
2022 625 514 336 65.4 53.8% 20
2021 681 575 390 67.8 57.3% 19
2020 438 386 263 68.1 60.0% 17
2019 503 437 312 71.4 62.0% 22
2018 519 467 319 68.3 61.5% 20
平均 572 489 331 68 58.3% 19.3


試験後の答え合わせはTwitterで

  • 特定行政書士試験の受験予備校が無いので、解答速報は無い
  • Twitterで有志で解答を掲載されている(AIの解答をTwitterに上げる人も多い)
    • 当初、AI解答で採点したところ、18点だったため不合格判定であった
  • 時間が経つと有志の人力の解答速報がツイートされ始め、人力の方がAIよりも精度が高い
  • なお、R6年当時はChatGPT3.0の為、読者が読んでいる今はAI解答も精度は高いと思われる

特定行政書士修了書

特定行政書士修了書

行政書士証票の比較

特定行政書士証票比較-ウォーターマーク-
  • 行政書士証票は修了後、特定行政書士証票の発行手続きを行うことで1ヶ月程で発行される
  • 特定行政書士証票を受け取った後、モトの行政書士証票は返却必須
  • 普通の方は銀色、特定は金色と違う

徽章比較

徽章
  • 3/12レターパックプラスで到着
  • 使い勝手は小さい方が使い回しやすい
    • 後、ピン式よりもネジ式の方が奥行もコンパクトで良い
    • 取り外しはピン式の方が容易
  • 質感がやや異なり、小さい方がオモチャに見える

その後

  • 結局、小さい方は安っぽいので付けなくなってしまった。

その後のその後

  • 結局、小さい方は気楽なので、普段遣い用として常用している
  • ここぞという時につける位か?

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