行政書士森永事務所の割とどうでも良いブログ

琵琶湖花火大会の壁問題と地元の声:開催の難しさと格差、住民の不満を考える

滋賀県大津市で行政書士をしている立場から、琵琶湖花火大会について感じたことをお話ししたいと思います。

琵琶湖花火大会は最近話題となっており、問題点が浮き彫りになっています。主な問題は、無料で花火を楽しみたいと思っている人々に対し、有料席との間に仕切りを設けて、見えないようにしていることです。地元の住民たちもこれに怒りを感じていると報道がありました。

うろ覚えですが、報道によると琵琶湖花火大会の総費用は3億円で、その8割近くは有料席の収入でまかなわれています。その内訳は、3,600万円が税金から、2,400万円が企業の協賛金などから賄われているようです。

このため、地元住民の視点からすると、自身の税金が使用されているにもかかわらず、なぜ花火が見えないようにされているのか、という疑問が理解できるものとなっています。

また、花火大会が開催される際には、交通渋滞が発生し、地元住民にとっては迷惑な要因となっています。さらに、多くの人々が集まる場所ではゴミも多く発生し、ボランティアとして掃除を行ってるそうです。

一方で、琵琶湖花火大会の運営側は、開催には多額の費用がかかることを指摘しています。また、壁を設ける理由として、交通渋滞から発生する混乱や事故を防ぐための安全確保の観点も挙げています。さらに、大規模なイベントが地域経済に貢献する可能性もあるとしています。

しかし、壁の隙間から携帯電話越しに花火を見ている地元住民の写真が広まっており、これによって社会的な格差が浮き彫りになってしまった感覚を受けます。税金を使って作られた「見えない壁」が住民の不快感を引き起こしています。

一方で、フェンスの上部からは花火が一部見えるため、完全な形ではないものの楽しむことは可能でした(あと、穴場もあった)。問題が山積していますが、このようなフェンスがあったからこそ、花火大会が開催できたとの側面も考慮されるべきです。実際に花火大会の費用の大部分が有料席の収入で賄われている事実もあり、格差を示すような壁があったからこそ、有料席で花火を楽しむ人々が現れ、それによって花火大会の開催が可能となった側面もあります(無料と大差無ければ、今度は有料席が売れず、花火大会そのものがコケてしまい、いち地元民としてそれは本意ではない)。

花火大会の開催には様々な要素が絡んでおり、全体を通じて双方が完全に満足を得られるようなバランスを取る難しさを感じさせられた大会でした。


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