行政書士森永事務所の割とどうでも良いブログ

社労士 vs. 行政書士: 独立と就職の資格道、真実のコスパと仕事の見つけ方

今日は私は受験していませんが、社労士試験ということもあってツイッターの自己採点の投稿を見て、人間模様を見ていました。

四か月で合格点を叩き出した人や、七年目でも足切り喰らって引退を考えている人などを見ると、行政書士試験を受けていた時の嫌な気持ちを思い出してしまいます。

難関国家試験というのは本当に大変な試験で、受からないと報われないので残酷な世界です。(受かっても喰える人は1/10と言われてる)

行政書士は社労士とは関係がないのですがビザの仕事だと、労務関係理解が必要となる場面がありました。

その時は、アマゾンで労務関係の本を買い、必要な部分だけ知識をこしらえて、なんとか許可(正確には在留資格認定証明書)を取ることができました。

その時に思ったのが、やはり社労士という資格の存在感でした。

なので気になる資格ではありますが、資格タイムズというウェブサイトによると、行政書士の平均受験回数は2回なのに対し、社労士の平均受験回数は4回だそうで、仮に4回受験したら受かるとしてもモチベーションは持ちそうにありません。
(余談ですがtwitterを見ていると、私が受験時に行政書士に1発合格した方がスグに社労士の勉強を始めて3回目で自己採点でどうやら合格見込みだったので、単純計算で行政書士よりも3倍難しい可能性有り)
※追記11/16  合格見込みだった方の結果が不合格だったそうで、一時撤退したそうです。

もともと、社労士をメインとして業務をやりたいと思っておらず、上記の通りビザの仕事に役立つだろうなという軽い気持ちなのでやっぱり受験することはないです。

社労士という資格は非常に優れた資格で独立良し、就職も良しと以上にコスパの良い資格と言われています。

但し、就職という点では日本の企業は若い人を雇いたいという文化があるので、私のように前職が総務や人事で無いアラフォーだと本当に就職できるか微妙です。

そうすると独立するしかないのですが、独立するとお客さんを見つけないといけないという壁があります。

社労士の場合は企業への顧問契約が主な仕事と考えていますが、すでに顧問契約先があったりと、人を雇用した経験もなければ、企業の人事畑で切磋琢磨したわけでもない人が新しくお客さんを見つけるのが大変な気がします。

この点行政書士の場合は仕事がスポット業務なので、社労士と比べた場合、業務の幅が広すぎるので割と未経験でも、無理矢理前職と結び付けてセールストーク出来るので顧客が見つけやすい気がします。(その代わり新規を毎回見つけないといけないのでしんどいですが)

とは言え、独立をするという意味では、結局どちらの資格も大変な気がします。

まぁ、社労士の場合は4割は勤務型士業らしく、若い人の場合は就職して実力を身につけて独立というルートが取れるので、行政書士よりは喰える資格な気がします。

但し、アラフォーおじさんの場合はやっぱり業務の幅が広すぎて、無理やり前職が活かせる行政書士の方がコスパがいい気がします。

下記のブログの方が注意喚起するように、予備校の煽り文句と現実は乖離している可能性が高いです。

平成17年秋に社会保険労務士会に開業会員として会員登録後、
社会保険労務士会として活躍する明るく輝かしい未来像を描いていましたが、
就職・転職活動に、約50回も官公庁や会社に、履歴書送って、
その過半数は書類審査だけで返送され、結局就職・転職、全部失敗しました。
約5年間開業社会保険労務士として、顧問開拓に努力しましたが、
結局顧問先ゼロ、つまり本物の実務経験ゼロの者に、
世の中のどこも誰も、仕事を任せないという厳しい現実を認識しました。

社会保険労務士(就職・転職に不利) | 「社会保険」に加入した「労務者」のブログ!(ニートひきこもりからの社会復帰) – 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

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