行政書士森永事務所の割とどうでも良いブログ

freee許認可「古物商許可」などで行政書士が不要になるのか?

画像元:古物商の許認可申請がスマホ・パソコンで簡単に。 | freee許認可 | クラウド会計ソフト freee

行政書士業務がAI化、電子化によって仕事が無くなると言われており、ちょっとだけシステムエンジニアをしていた私の個人的な考えでは正直難しいのではないかと思っていました。

なぜかというと、タイトルの古物商許可の業務で言えば、各都道府県の公安委員会毎に個別のルールがあり、さらに同じ公安委員会の中でも管轄の警察署毎に更に個別のルールがあり、またそれらが現在進行形で個別のルールが新規で産まれ、更に随時変更が起こっている以上、どう考えてもシステム化しても割に合わないからです。

システム化というのは、ある程度まで運用方法を一つに絞り、固めた上でシステムを構築しすれば、大量のインプットと大量のアウトプットを自動で処理出来るところにメリットがあります。

それが上記の様に各都道府県の公安委員会毎に個別のルールがあり、さらに同じ公安委員会の中でも管轄の警察署毎に更に個別のルールがあり、更に随時変更されているよう状況であれば、それをわざわざシステムでプログラムを書いたところで、すぐにプログラムを書き換える必要が出てきて、システム化してしまうとチョッとした変更でも、膨大な手間がかかってしまうので、結局EXCELで作った方が早かったりする場合があります。

また添付書類ですら、各都道府県・各警察署で全然変わってくるのですが、本気でシステム化する場合は随時データベースを最新の状態にする必要があります。

そうするとローカルルールで警察署毎に必要書類が変わってくるので、毎朝警察署毎に電話して最新の情報を確認するんですかね?最新の情報を確認して毎回毎回データベースに入力して更新するのですかね?

個人的には全く正解が見えてきません。

そして何より忘れてはいけないのは、営業許可を取るってこと起業することなので、項目にただ単にデータを入力して申請書が完成すればそれで良い話でもありません。データを入力する前に沢山の調査と経営判断が必要になってきます。

などなど、いろいろ考えるとどう考えても行政書士の仕事がなくなると思いません。

また聞いた話では電子化することによって、役所の人を減らそうとしている動きがあるそうです。

そうすると、申請でわからない時に役所に行っても人がいない・長い時間相談に乗ってくれないなど、いろんな問題が起こるかもしれません。

行政書士の仕事が本当になくなるのか?個人的にはそう思えないのです。


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