行政書士森永事務所の割とどうでも良いブログ

行政書士マーケティングで一つ失敗してるのに気づいた

行政書士のマーケティングというのは、他人の持ってる資産や能力など様々な条件と自分の条件が全く同じなわけではないので、結局のところ自分で正解を見つけていくしかなく、正解を見つけるためには失敗をサッサとして選択肢を消去して確率を上げていくのが早いのかと思います。

それで今さっき気づいたマーケティングの失敗は、自分の管轄のエリアに限って、とある許認可の要件のハードルが致命的に高いという失敗です。

恐らくどこの行政書士事務所でもそうですが、最初にお問合せ者様が申請する要件が整っているのかヒアリングを行います。

そうすると当然、私が住んでいる滋賀県や一駅で行ける京都市エリアのお問い合わせが多いので、要件と照らし合わせて診断するのですが、結構な割合で他県にあって滋賀や京都が持つ独特の要件に引っかかって断念する事が多いです。

これに関しては今に始まったことではなく去年の7月ぐらいからずっと言ってます。

お問い合わせは割とある程度あるので、需要があるのは分っています。

しかし、滋賀や京都が持つ独特の要件のために申請できないと分かってしまい受任することが出来ない訳です。

もちろん全部が全部受任ができないわけでは無く、あと一定数はその難しいハードルを乗り越えられるお客様がおられるので、全く受任出来ないわけではありません。

が、他県の比較的そういう申請のハードルが無い又は低い、都道府県の受任件数を調べてみたところ、ちょっと衝撃を受けてしまいました。

とは言え、ハードルが高いからといって悪いことばかりかというとそれも違うかと思います。

ハードルが高い=なかなか仕事にならなくて割に合わないから、参入者が少なく弱者でも勝てる要素がある訳です。

まあ、そういったメリットもありますが、デメリットも当然ありまして案件化しにくいようになる以上いくら需要があったとしても、仕事にならないので喰っていけないわけですね。

よくインターネットとかで行政書士は専門特化した方が良いとは言いますが、やはり主語がでかくなんでもかんでも専門特化すれば良いわけでもありません。(けど、お客様の質問には大体は答えられるぐらいの勉強量が必要と思いますが)

今回の気づきは一つ勉強になりました。これからも精進して行きたいと思います。


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